「適切な経路で避難できれば確実に人命の被害が抑えられる」ゲームのシステムを使った“バーチャル津波避難訓練”で命を守れ

土地勘のない人が、どうやって安全な場所にたどり着くか。一刻を争う津波からの避難では「最適ルート」を選べるかどうかが明暗を分けます。中央大学の有川教授らはゲームのシステムを使った「バーチャル津波避難訓練」を開発中。南海トラフ巨大地震で津波の被害が想定される三重県紀宝町の人たちに、この訓練を体験してもらいました。専用のゴーグルの中に広がる、ある港町の中をどんどん歩いていきます。すると、向こうから津波…