東日本大震災から、11日で14年になります。
愛媛県松山市の石手寺でも法要が営まれ、県内に避難している被災者たちが犠牲者の冥福を祈りました。
震災が発生した午後2時46分に合わせて石手寺で営まれた法要には被災地から県内に避難している被災者などおよそ30人が参加しました。
中では黙とうの後、参加者が焼香し、犠牲者の冥福を祈りました。
被災者の一人でいまは故郷の福島と愛媛の二拠点で農業を営む渡部寛志さんは、法要の後、これまでの14年を振り返りました。
福島から愛媛に避難 渡部寛志さん
「去年もそうだったし、おととしもそうだったし、14年、年月はたっていくけど、あの時のことを震災の時、その前の暮らし、これまでのことっていうのを振り返ってしまう。変化は実際に感じてはいますが、14年たってまだこれかと、この状況のまま自分の子どもは大人になっちまったなあなんて思いもあります」
警察庁と復興庁によりますと、東日本大震災では大地震や津波で1万5900人が死亡し、いまなお2520人が行方不明となっています。
また、災害関連死も3808人にのぼります。
注目の記事
「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

AB型とO型の両親からありえない血液型の子が? 全国に約1500人 四国に多い「cisAB型」とは

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
