愛媛県今治市内にある認定こども園では、津波を想定した避難訓練を行い、参加した園児が「より高いところへ逃げる」ことを学びました。

今治市の認定こども園「はしはまこがく認定こども園」が行った避難訓練には園児と職員、それに保護者など、およそ240人が参加しました

南海トラフ地震の被害想定で今治市には、発生から最短でおよそ2時間40分後に最大3.3メートルの津波が到達するとされ、こちらも浸水想定エリア内に位置しています。

園児らはおよそ700メートル離れた避難場所の中学校に、危険箇所に注意しながら30分程で移動したあと、生徒たちと校舎の4階まで避難、「津波の恐れがある場合はより高く逃げる」ことを学びました。

Q.地震が来たら?
(園児)「逃げる、高い所へ」

(はしはまこがく認定こども園・土田祥代園長)
「自分の命を守りぬける子供たちに育っていけたらと思います」

こども園では近くの小学校などに避難する訓練も実施していて、日常的な取り組みを通していざという時に備えているということです。