「水俣病」経済成長の陰で「捨てられたようなもの」 線引きされた島で生まれ救済求める男性の思い【昭和からのメッセージ(18)】

シリーズ「昭和からのメッセージ」今回は「水俣病」をテーマにお伝えします。水俣病は熊本県・水俣市のチッソの工場の排水が原因の公害で昭和31年5月に公式確認されました。これまでに認定された人は熊本と鹿児島で2284人で、現在も1271人が県や国に患者認定を申請し、審査を待っています。長島町の男性は「高度経済成長の陰で我々は捨てられた」と語ります。(水俣病患者 上田正幸さん・78)「今もじんじんしびれている。感覚…