南海トラフ巨大地震 “8分後”に町を飲み込む津波 予想は最大16m… 昭和の巨大地震で1200人以上が死亡し建設に繋がった「津波避難タワー」

日本で先駆けて津波避難タワーが建設された、三重県南部・大紀町の錦地区。約1500人が暮らす港町は山と海に挟まれたわずかな平地に住宅が密集しています。古くから漁業が盛んで、錦漁港は県内有数の水揚げを誇ります。入り江にあるため、海はいつも穏やか。しかし、近くにそびえ立つ2つのタワーがここが直面する「津波の脅威」の証です。(名古屋大学 減災連携研究センター 鷺谷威教授)「(津波が)入り江の奥に向かって進んで…