センサーがついた特殊な靴に、専用のゴーグル。視界には海沿いの町が広がっています。画面奥からは津波が襲ってきました。

中央大学の有川太郎教授が開発しているのは、VR=仮想現実と、屋内型ランニングマシンを組み合わせた新しい「避難訓練」です。

(有川太郎教授)
「バーチャル空間の中で1本か2本かの避難経路を示せるような状態を作る」

この装置、もともとゲーム用で、すり鉢状の台の上を、センサーのついた靴で歩くと映像が連動して、バーチャル空間に没入できると言います。