大規模な地震が発生した時に、青折県の八戸警察署が津波で浸水する恐れがあることから、災害時に警察の代替施設として「八戸商工会議所」を使用する協定が結ばれました。
八戸警察署では18日、調印式が行われ、鎌田行剛署長と八戸商工会議所の武輪俊彦会頭が協定書に署名しました。
八戸警察署は、大規模な地震が発生した場合は津波の浸水想定エリアにあり、最大で10m浸水する恐れがあります。
協定では、災害対策の業務を継続できるように、商工会議所4階の大会議室を警察の代替施設として使用するとしています。
八戸警察署 鎌田行剛 署長
「発災時すぐに対応できる施設が確保できたことは非常に大きいこと。八戸市庁とも近いので、八戸市との連携もスムーズに行えると思います」
八戸警察署は、災害時の代替施設とする協定を八戸商工会議所のほかに、中心街にある文化観光交流施設「はっち」とも結んでいます。