南海トラフ地震の今後30年以内の発生確率が80%程度に引き上げられる中、香川大学は、県民の防災意識を高めようと防災ソング「そなえたらこわくない」をつくりました。
♪「香川も揺れるよ耐震化しよう」

「香川の津波は数メートル」「津波が来る前に高く遠く逃げよう」など、災害時に大切なことを、わかりやすく学べる内容です。作詞は地震学が専門の金田義行特任教授、作曲は職員のミリー・ライズさんが担当し、職員有志が演奏、子どもたちが合唱しました。
大学によりますと、2004年のスマトラ沖地震で大津波が押し寄せたにも関わらず多くの命が助かった島があり、島では古くから防災の歌が歌い継がれていたことから、香川県でも防災ソングがあればと制作したということです。

大学は、この歌をホームページで公開するほか、全国のご当地版や英語版をつくるなどして普及を進めたいとしています。