新井将敬議員の死で交差した“2人の法律家”の宿命 「ゼネコン汚職事件」でかつての師弟が対峙するまでの軌跡【平成事件史の舞台裏(30)】

「ーー衆院議員の新井将敬が自殺した」耳を疑う一報だった。検事人生25年、数々の政界事件を指揮してきた東京地検特捜部長の熊﨑勝彦ですら言葉を失った。確認のため熊﨑が電話をかけたのは、かつて検察庁で寝食をともにした後輩で、今は新井の弁護人を務める猪狩俊郎弁護士(33期)だった。受話器越しに返ってきた猪狩の声は震えていた。「あなたが追い詰めたから、こうなったんじゃないですか」半年前まで「若手改革派」として…






































