年齢問わず発症する可能性がある「脳梗塞」。
その前兆にはどんな症状が現れるのでしょうか。
脳神経外科専門医の前田達浩氏に聞きました。
「Time is Brain」脳梗塞は早期発見がカギ
脳梗塞は、発症してからの時間がとても大事です。
24時間以内の初期対応が重要で、早ければ早いほど脳へのダメージや、後遺症のリスクを減らすことができるといいます。

前田病院 脳神経外科診療部長 前田達浩医師:
脳梗塞というのは、基本的に血液が流れているのが途絶えて、脳に血、つまり栄養分が行かないわけですから、当然時間とともに少しずつ脳細胞が死んでいくわけです。
時間が経てば経つほど死ぬ細胞が多くなる=症状は重くなるので発見は早いほどいい。
我々の業界では「Time is Brain」という言葉を脳梗塞では使います。
脳の血管が“詰まる” 脳梗塞

「脳卒中(のうそっちゅう)」とは、脳の血管が詰まったり破れたりして血流が途絶え、脳細胞が障害される病気の総称です。
脳卒中の中に「脳梗塞」や「脳出血」「くも膜下出血」などがあります。
【脳梗塞】
・脳の血管が詰まって血流が途絶える
・酸素や栄養が届かずに脳細胞が壊死する
【脳出血】
・脳の血管が破れて出血する
【くも膜下出血】
・主に動脈瘤の破裂によるもの
・脳とくも膜の間のくも膜下腔という空間に出血する

さらに、脳梗塞には3つのタイプがあります。
◆ラクナ梗塞
動脈硬化などにより脳の細い血管(0.9mm以下)が詰まる
◆アテローム血栓性脳梗塞
太い血管が、動脈硬化や血液中のコレステロールが溜まることで狭くなり、そこに血の塊ができて詰まる
◆心原性脳塞栓症
心房細動などの心臓病により、心臓で作られた血の塊が流れてきて詰まる
命にかかわることが多い
前田医師によると、脳梗塞は比較的「睡眠時」に起こりやすいそうです。














