子どものぬいぐるみに文房具…食器や家具まで、使わなくなった「不用品」をアプリなどを利用して譲り合うサービスが拡大。今や実店舗も登場し、様々なものが無料で持ち帰ることができると多くの人で賑わっています。中には、リビングで使うローテーブルをタダでもらった、と話す人もいました。しかし、その一方で「譲り合い」の善意につけ込む悪質な詐欺がSNS上で横行しています。「無料であげます」。そんな誘惑の投稿から始まる巧妙な詐欺の手口とは…

「閉店セール」「災害支援」…善意につけ込む偽の投稿

SNS上には、

「携帯電話ショップが閉店セールで在庫を無料放出することになった」
「ベビー用品が余ったので、無料で差し上げます」
「美術教室を閉鎖することになった。大量の画材が残っている」

など、一見すると親切な申し出が数多く投稿されています。

しかし、これらの中には巧妙に仕組まれた詐欺もあります。ある投稿では「閉店するため人気ゲーム機を格安で譲る」として、実在する店舗の住所が記載されていました。番組がこの店舗に確認したところ、そうした事実はないと否定しました。

さらに、「売上金は全額、震災復興支援に寄付される」と熊本地震への寄付を謳い、スイカを格安で販売する投稿も。これも実在の店舗を騙る“なりすまし”でした。

「閉店」や「災害」といった“困った事情”を添えて善意につけ込もうとするこれらの投稿。その先には一体何が待ち受けているのでしょうか。