【前編】「ちゃんとせいよを、愛してる」芸人ヒコロヒーが語る恋愛文学の新境地 直木賞作家・桜木紫乃がヒコロヒーの「色恋」に迫る

大正時代に活躍した作家、島田清次郎を讃え、1994年に制定された島清恋愛文学賞。石川県にルーツを持つこの賞は、その名の通り「恋愛小説」に特化した文学賞として、30年以上にわたり数々の名作を世に送り出してきた。人間の深層心理に迫る高樹のぶ子の『蔦燃』(第1回)に始まり、複雑な愛と性を描いた小池真理子の『欲望』(第5回)、女性の恋と自立をテーマにした岩井志麻子の『自由戀愛』(第9回)など、その時代の恋愛観を…






































