参議院選挙石川県選挙区で自民党・宮本周司陣営の選対幹事長を務める下沢佳充石川県議は20日午後9時ごろ、北陸放送のインタビューで、鶴保庸介参院議員の「運の良いことに能登で地震があった」とする発言について「もちろん影響があったと思う。一番いかっていらっしゃるのは石川県、能登の被災者。ある意味、迷惑したのは我々自民党だ」と述べました。
与党が過半数割れとなる見通しで、今後石破総理の進退が焦点となる中、下沢氏は「一般的に申し上げて長は責任を取るのが仕事。東京は東京の事情、外交の予定もあると思うが、そういう(辞任の)方向で行っても何ら不思議はない」と話しました。
石川県選挙区では、出口調査の結果、自民党の宮本周司さんを、国民民主党の浜辺健太さん、参政党の牧野緑さんが追う展開となっています。
下沢さんは選挙戦について「得体が知れない、正体が分からない強風・暴風に煽られた感じがする」と振り返りました。そのうえで自民党支持者が他党に流れた可能性については「それはもちろんあるだろう」と述べました。