20日夕方、石川県白山市にある参議院選挙の投票所で、天井から煙が出ているのが確認され、投票が一時中断されました。安全を確認したうえで、およそ30分後に別の部屋で投票は再開されました。

20日午後4時20分ごろ、参議院選挙の投票所となっている白山市成町の「出城コミュニティセンター」のホールで「天井から煙が出ている」と消防に通報がありました。白山市の選挙管理委員会によりますと、ホールが停電したと同時に、焦げにおいがして煙が充満したということです。

当時、ホールには、投票に訪れた人や市の職員など合わせて20人がいましたが、投票を一時中断して全員建物の外に避難しました。けが人はいないということです。

通報からおよそ5分後に消防が到着したときには、煙や火は確認されず、消防が煙が出た原因を調べています。

投票はおよそ30分後の午後5時ごろに施設の別の部屋で再開されました。

投票が再開されたコミュニティセンター=20日午後7時ごろ

投票箱は避難の際に職員が持ち出したため、それまでに投じられた票にも影響はないということです。