19日午後、石川県穴水町の海岸で海水浴をしていた千葉県の80代の男性がおぼれ、救急隊が病院に搬送しましたが、死亡しました。

19日午後1時15分ごろ、石川県穴水町曽福の海岸付近で「ライフジャケットを貸し出した客が、海に入っていたが、顔を上げなくなった」と、近くの店舗の従業員から消防に通報がありました。

警察によりますと、千葉県佐倉市の無職の男性89歳が、沖合およそ10メートルの付近で遊泳中におぼれ、近くにいた人に助け出され病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。

男性は友人と2人で旅行のため穴水町を訪れていて、遊泳当初はライフジャケットを着用していましたがその後は脱いで泳いでいたということです。

現場は、のと鉄道・能登鹿島駅から南西におよそ1.2キロにある海岸で、波消しブロックのある岩場です。

七尾海上保安部によりますと、当時の風速は2.3メートルで波の高さはおよそ10センチだったということです。