「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】

事件の捜査とは、常に生身の人間を相手に行われる。だからこそ、捜査対象のキーマンの死が事件の流れを大きく変えることがある。「総会屋事件」は、4大証券会社から第一勧銀へと波及し、やがて「大蔵省接待汚職事件」へと発展していった。そうした中、自民党の新井将敬衆議院議員が日興証券に対し、利益供与を要求していたという容疑が浮上する。東京地検特捜部は、日興証券元役員の供述などから、新井が利益供与を要求したうえ…




































