来シーズンプロ入りを果たす山口県防府市の高川学園出身の4人が、母校で会見を行いました。

会見を行ったのは、阪神タイガースに入団予定の立石正広(たていしまさひろ)選手、鹿島アントラーズへ入団予定の林晴己(はやしはるき)選手など、来シーズンからプロ入りを果たす4人です。

各クラブのスカウトも登壇し、野球部、サッカー部の後輩も会場に集まりました。
最初にプロへの意気込みを語りました。

創価大学 立石正広選手(阪神タイガース入団予定)
「険しい世界になると思いますが、早く1軍に出場して自分の目標としては、まずは2桁本塁打を目指して頑張っていきたいと思います」

林選手は、ことばを詰まらせる場面もありました。

明治大学 林晴己選手(鹿島アントラーズ内定)
「ここがゴールではないので・・・。鹿島アントラーズに関わるすべての皆様のために全身全霊で戦います」

鹿島アントラーズの椎本邦一スカウト本部長は、「技術がありハードワークができる。即戦力として期待している」と高く評価していました。

母校での思い出について聞かれると。

立石選手
「甲子園で高川で初めて勝利した瞬間は1番うれしかったと思います」

J3テゲバジャー口宮崎に内定している德若碧都(とくわかあおと)選手は。

京都産業大学 德若碧都選手(テゲバジャー口宮崎内定)
「日頃から高め合ってきた仲間と国立の舞台まで全国大会でいけたというのはすごい思い出に残っています」

また、J3鹿児島ユナイテッドFC内定の中山桂吾(なかやまけいご)選手は、チームメートだった2人について話しました。

福岡大学 中山桂吾選手(鹿児島ユナイテッドFC内定)
「親友だけどやっぱり負けたくないという思いがあったので、切磋琢磨できたかなと思います」

プロへと進む4人は、アドバイスやエールを後輩たちに送りました。