山口市の香山公園で冬に向けた準備が26日、始まりました。
松を雪の重さから守る”雪吊り”の作業が朝から始まっています。作業は4人の庭師が公園に入り、池のまわりにある松に支柱を立てていきました。雪吊りは、雪の重みで松の枝が傷むのを防ぐため、毎年、この時期に行われています。高さ10メートルほどの支柱から荒縄を下ろし、枝と結んで補強するもので、八方に広がる縄の形が独特の風情を醸し出します。
五重塔をひと目見ようと訪れた観光客らは、縄を正確に広げていく庭師らの技に見入っている様子でした。
名古屋からの観光客
「全部完成して雪がちょっと降って積もるくらいのほうが風情がある。もう一回写真撮りに来なきゃいけない」
雪吊りは、28日には完成する見通しです。














