生産量日本一の広島県で、養殖カキが大量に死んでいる問題が起きています。このカキの大量死、山口県でも発生しています。カキの養殖をしている山口市の秋穂地区で調査したところ、およそ6割が死んでいたことが分かりました。

白く輝く、プリップリな「カキ」。さっぱりとした味と歯ごたえが特徴で山口市秋穂地区の新たな特産品です。
秋穂地区ではおととしからカキの養殖をはじめ、年間およそ13万2000個を生産しています。県内外から買い求める客も多いこの秋穂のカキが今、深刻な事態を迎えています。

県漁業協同組合 吉佐支店 平田周作さん
「生きていたら固い音がするんですけど、死んでいるとカラカラいうんでその音を聞くと本当悲しくなる」
広島県などでの養殖カキの大量死を受けて26日、市や県漁協が調査しました。その結果、養殖していたおよそ6割にあたる8万個死んでいたことが分かりました。損害額はおよそ1000万円とみられます。














