「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」日本で唯一ウミガメと触れ合える!

 貴重な生き物に無料で会えるという道の駅も。大阪から車で約3時間半。道の駅制度が始まった32年前からあるという老舗、三重県紀宝町の「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」です。砂浜へ産卵にやってくることがあるウミガメは、紀宝町にとって大切な町の財産。こちらは日本で唯一、ウミガメを無料で見ることできる道の駅で、「エサやり」(1回 税込み500円 )や「子ガメ磨き」(1匹 税込み2000円 ※1日5匹限定・土日祝のみ・事前予約可)の体験もできます。

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 観光客のほとんどはウミガメを目当てにこの道の駅を訪れるということで、関連商品や食事も人気を集めています。

 (道の駅 紀宝町ウミガメ公園 川原田彩さん)「紀宝町の人口が約1万人くらいでして、去年のウミガメ公園の来園者数は19万4000人ほど。地域自体がどんどんもっと盛り上がっていくように我々も力を尽くしていきたい」

 また、最近、津波避難タワーも建てられました。1番上に上がると海抜18m以上だそうです。買い物など生活に寄り添う役割に加え、地域の大切な防災拠点も担う地域密着型の道の駅に進化しました。

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 (川原田彩さん)「(Q30年以上の間に道の駅の役割は変わってきた?)一番初めは道の駅は休憩施設としての役割が大きかったのかなと思うんですけど、時がたつにつれて、地域との連携とか、(暮らしや)経済を一緒に地域の方たちと盛り上げていくっていうのが、私たちの背骨になっているかなって今は感じますね」

 行って楽しい、地域にとってはあるとうれしい道の駅。近くにある道の駅の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか?