きょう、ドン・キホーテがコスメなどを最大90%割引で販売する新業態をオープン。急速にひろがる「オフプライスストア」。一体、どんな店なのでしょうか?
きょう、ドン・キホーテが埼玉県の商業施設内にオープンした安さが売りの“新業態”。何が新しいのかというと…
記者
「80%オフや92%オフと割引が目立ちますが、こちらの店舗、セールをやっているわけではないんです」
そう、ここは「オフプライスストア」。「毎日がサプライズ!」と謳うだけあって、新品が「毎日」お得なんです。
1万1000円する化粧水は92%オフでなんと879円。7000円以上するまつげ美容液は659円です。30代~50代の女性をターゲットに、コスメやスキンケア関連の商品がおよそ4割を占めます。
買い物客
「育休中なので特に安いものはありがたい。自分のものにはあまりお金をかけたくない。安い時にまとめて買える」
なぜ、こんなに安いのでしょうか?
ドン・キホーテ運営会社 畑中実穂さん
「トレンドから外れたものやシーズンオフ品を、価格を安く提供するために用意」
取引先で余った在庫や、廃番になった商品を仕入れることで安さを実現したといいます。物価高などを背景に「オフプライスストア」は急拡大しています。
ゲオグループが展開する「Luck Rack」。売るのは新品の洋服やバッグです。メーカーが売る時期を逃してしまった商品を中心に、定価の3割~9割引きで販売しています。関東を中心に44店舗を展開していますが、今後全国に100店舗ほど出店する計画です。
さらに、化粧品や日用品のオフプライスストアを展開してきた「アエナ」は、2年前100店舗でしたが、現在、2倍以上の220店舗にまで拡大しています。
ドン・キホーテは5年前「オフプライス」事業に参入しつつも、1年足らずで閉店した過去があり、今回の店は実験的な新業態だとしています。
ドン・キホーテ運営会社 畑中実穂さん
「運営面でもスポット(単発)の供給力が非常に大きな課題となっているので、今後の運営に活かしていきたい」
掘り出しものに出会える「オフプライスストア」。今後、さらに広がるのでしょうか?
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