玄海原発3号機で男性作業員に内部被ばく発生 体調に異常は見られず 九州電力で初

九州電力は11日、佐賀県玄海町の玄海原発3号機で清掃作業をした作業員が内部被ばくしたと発表しました。九電で内部被ばくが確認されたのは初めてです。九電によりますと今月10日、定期検査中の玄海原発3号機で原子炉容器のふたの清掃作業をした協力会社の男性作業員が、管理区域から出る際の測定で顔付近に放射性物質による汚染が確認されました。さらに詳しく測定した結果、11日になって微量の内部被ばくをしたと判断されました…
原発に関するニュース一覧です。
九州電力は11日、佐賀県玄海町の玄海原発3号機で清掃作業をした作業員が内部被ばくしたと発表しました。九電で内部被ばくが確認されたのは初めてです。九電によりますと今月10日、定期検査中の玄海原発3号機で原子炉容器のふたの清掃作業をした協力会社の男性作業員が、管理区域から出る際の測定で顔付近に放射性物質による汚染が確認されました。さらに詳しく測定した結果、11日になって微量の内部被ばくをしたと判断されました…
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に伴い、中国が日本産水産物の輸入を規制している問題で、中国外務省の報道官は9日、日中の政府の担当者間で安全性に関する協議を行ったことを明らかにしました。中国外務省 林剣 報道官「双方は水産物の検査・モニタリングを強化し、品質の安全を確保することについて、突っ込んだ意見交換を行った」中国外務省の林剣報道官は9日の記者会見で、日中の政府の担当者間で8日、安全性に関…
夏のアユ釣り解禁に向け、福島県楢葉町を流れる木戸川では、今年もアユの稚魚が放流されました。すっきりとした青空が広がった、8日の楢葉町。トラックで河川敷に運び込まれたのは、体長10センチほどのアユです。木戸川では、原発事故後、アユ釣りの自粛が続いていましたが、2020年から地元の漁業組合が稚アユの放流を再開。その翌年からは安全が確認されたとしてアユ釣りも再びできるようになりました。8日に放流したのは、あわ…
原子力規制委員会はきょう(4月30日)、東京電力の柏崎刈羽原発7号機について、運用上のルールに相次いで違反したとして、追加検査を行うことを決めました。新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原発7号機では、去年(2024年)11月から今年(2025年)1月にかけて、中央制御室の衛星電話が通話できなくなるトラブルがあわせて4件相次ぎました。柏崎刈羽原発の運用上のルールである「保安規定の逸脱」にあたります。原子力規制庁のガイ…
原子力規制委員会は、北海道電力の泊発電所の3号機が「新規制基準に適合している」として先ほど、再稼働に事実上の「合格」を発表しました。 原子力規制委員会 説明員「敷地内については、いわゆる地震を起こすような断層はないと評価」原子力規制委員会は、30日の会合で、泊原発3号機の再稼働について、「新規制基準に適合している」としました。 発電所の敷地にある11箇所の「断層」のうち、議論になっ…
北海道の泊原発3号機が再稼働の前提となる原子力規制委員会の安全審査に事実上、合格しました。原子力規制委員会はさきほど、泊村にある泊原発3号機について、再稼働の前提となる安全対策が新規制基準に適合しているとする「審査書」の案を了承しました。およそ12年前に審査が始まってから、敷地内に活断層があるかなどの議論が難航し、審査が長期化していましたが、今回、「審査書」の案が了承されたことで事実上、「合格」とな…