九州電力の川内原子力発電所1号機が、16日から定期検査に入りました。

九州電力によりますと、川内原発1号機は16日午前2時半から出力を下げ始め、午前9時に送電を停止。午後0時半ごろに原子炉を停止しおよそ3か月間の定期検査に入りました。

原発の定期検査は、法律で定められていて、川内原発は13か月ごとに行われています。

今回は、核燃料157体のうち、4分の1から3分の1を新しい燃料に取り替えます。また、事故が発生した時、蒸気発生器に水を送る「補助給水ポンプ」を海外製から国産品に取り替える工事なども行われます。

1号機は去年7月、40年を超える運転期間に入っていて、来年1月16日に通常運転を再開する計画です。なお、2号機は来年1月下旬から定期検査に入る予定です。