四国電力は11日から、伊方原発3号機の定期検査に入ります。冬の電力需要に備えて、法律で定められた期間から2か月ほど前倒ししての開始となります。
四国電力によりますと、今回の定期検査は、11日から来年1月19日までの計画で、原子炉やその冷却施設などおよそ120項目を点検します。
また、燃料集合体157体のうち44体を取り替えるほか、トラブルが発生した際、原子炉に冷却水を注入する系統の弁を交換します。
原発の定期検査の間隔は、法律で13か月以内と定められていて、それに基づくと今回は再来月の12月からとなりますが、四国電力は電力需要の高まる冬場の安定供給をはかるため、2か月前倒しを決めました。
前回の検査では、原子炉の起動後に機器の不具合がみつかり、終了が計画より3週間ほど遅れていて、四国電力は「今後の運転に向けてしっかり検査を行いたい」と話しています。
注目の記事
なぜ多発?各地でクマ被害、原因の1つに「境界線のあいまいさ」か、9月から施行「緊急銃猟」4つの条件【Nスタ解説】

外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

「前の人が足で踏んだら私は手で触りたくない…」和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 正しいのはどっち?

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

