南海トラフだけじゃない…活断層にも警戒を
当然、過去に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層である「活断層」にも注意が必要です。活断層が起こす地震の規模は、仮に南海トラフ地震ほど大きくなくても、都市などの「直下」で起きるため、被害が大きくなりやすいと西村教授は警鐘を鳴らします。
大地震の発生確率が30年以内で3%以上の「Sランク断層」が、近畿にも3か所あります。
【近畿のSランク断層】
滋賀県 琵琶湖西岸断層帯(北部)
大阪府 上町断層帯
京都府・奈良県 奈良盆地東縁断層帯
決して油断することなく、改めて地震への備えの徹底をお願いします。