地震の発生確率はどう算出?

マグニチュード8~9クラスの超巨大地震で、最悪の場合死者が約30万人とされている南海トラフ巨大地震。発生確率は「30年以内80%程度」とされていますが、この数字はどのようにして出されているのでしょうか。

まず、地震の発生確率を計算するうえで、大きく「時間的にランダム」と「周期的」の2種類の考え方があるといいます。

「時間的にランダム」の考え方は、地震の発生理由などが判然としていない場所の予測で用いられます。「周期的」の考え方は、プレートの運動で起きる地震の予測で用いられます。