那覇市議会では、LGBT教育について、議員から科学的根拠に基づかない質問が飛び出し物議に…

▽参政党 和田圭子 那覇市議
「学校でLGBT教育を行うこと自体が、トランスジェンダーを増やすことにつながる可能性があるということ。トランスジェンダーの生徒に対して、必要な対応は心の性別に基づく配慮よりも、心の傷を治療できる心理士を紹介したり、配置して対応してもらうことではないかということです」

議会を傍聴した畑井さんは―

「(質問を聞いた)当事者の子どもたちもそうだし、ご家族の人がどれだけ深く傷つくかっていうのが想像できない人なんだなって、個人の考えかもしれないですけど。議会を傍聴をして、みんなとまたどんなアクションをしていくか。闘う姿を見せていって(当事者の)子どもたちに勇気を与えるというか、本当に『ありのままで生きていいんだよ』ということを自分たち大人が伝えていかないといけないと思いますね」

畑井さんはこれからも闘い続けます。
声に出せない人々の痛みを代弁していくために…

【記者MEMO】
自身の落選よりも、マイノリティーを排除するような社会の流れにショックを受けた畑井さん。

再び立ち上がることができたのは、選挙後に出会ったLGBTQ当事者の存在があったからでした。

現状に苦しむ声なき声を伝えるために、畑井さんの活動は続いていきます。