沖縄本島北部で発生した漏水事故により、沖縄では7つの市と町で断水が発生しました。

断水は一部地域を除いて午前中にも復旧する見通しです。

24日午前3時ごろ、沖縄本島北部の水源と浄水場をつなぐ水道管が破裂した影響で、県は最大で17市町村・37万世帯で断水の恐れがあると発表していました。

事故があった水道管は1967年に敷設されたもので、耐用年数の40年を大幅に超えているため、老朽化が原因と見られています。

▽玉城知事
「県民の皆様、急遽断水せざるを得ないという状況を生じさせてしまったことには大変申し訳なく思いますが」
「各ご家庭や職場で、ぜひ節水へのご協力をお願いしたいと思います」

県は事故があった系統とは別の送水系統に切り替えるなど復旧作業にあたり、これまでに断水が確認されたのは那覇市など7つの市と町となっています。

県企業局によると、那覇市、豊見城市、南風原町、八重瀬町では午前中にも復旧する見通しです。また浦添市は午後、糸満市は夕方までには、そして南城市は午後5時以降に断水解消の見込みだということです。

【断水した自治体】
那覇市、浦添市、南風原町、八重瀬町、糸満市、南城市、豊見城市