24日の夜から続く断水の影響は、教育の場や観光など多岐に及んでいます。こども園や飲食店を取材しました。

那覇市の公立こども園は25日、18園全ての園が開園していますが、断水の影響により16園が非常食による給食を提供しました。

泊こども園・上間良乃園長
「給食の対応について指示が前日にあって、給食センターの方が断水のエリアになっているということなので非常食対応の指示がありました」
「子どもたちに、こういった困ったときには給食は非常食になるよという経験を積んでもらえる機会になるのかなと思います」

那覇空港では、航空機の通常運航を優先し、節水のため午前中飲食店の営業は休止となりました。

東江そば・久高いづみさん
「水はもう常に使うので、飲食店は大変だと思います」

那覇市の沖縄そば店では、正午ごろまで断水が続いていましたが、確保していた出汁を使って可能な限りそばを提供したということです。

東江そば・久高いづみさん
「空港も全店、飲食店閉まってるみたいなので、観光客の方も楽しみにして来てくれてると思うので、そういう意味ではできる限りのことはしたいなと思います」

手洗い場などには、前日のうちにポリ袋にためておいた水を使うなどして対応し、休日並みの来客があったということです。

一部地域で断水した那覇市では、市内4か所で給水が行われました。

市民
「断水してるね。しないと思ったけど。やっぱり、朝あれ(蛇口を捻ったら)したらダウンしているね」
市民
「もう今(家に水が)ない状態だったので、給水があるというので来ました」

那覇市では断水解消の見通しがたったことから午後3時までに給水を終了しました。