2022年7月30日。那覇市内の認可外保育施設で生後3か月の乳児が心肺停止の状態になり、その後死亡しました。乳児を預かっていた「緑のすず乃保育園」では何が起きていたのか(※現在は廃園)。亡くなった乳児の保護者や、以前に園を利用していた人たちを現地で取材すると、様々な課題も浮かび上がってきました。

――報道されている件は聞きましたか?

緑のすず乃保育園を利用していた保護者:
「聞きましたよ。最初分からなくて、園の方から急に7月31日の夜に連絡が来て『8月から休園』と言われて、何があったんですか? って聞いたら『今はお答えできない』だったんで。だからもう心配じゃないですか、(子どもを)預けていたから」

那覇市内の認可外保育施設「緑のすず乃保育園」。2022年7月30日、生後3か月の男の子が、何らかの理由で心肺停止状態となり、その後亡くなりました。捜査関係者などによると乳児に目立ったけがはなく、当時は保育士資格を持つ園長と資格を持たない職員の2人で、11人の園児を預かっていたということです。

亡くなった男の子の保護者は、当時の状況を次のように話しています。