沖縄本島北部で起きた漏水事故による断水が現在も続いています。復旧した地域で使用量が増えた影響もあり、県では引き続き節水を呼びかけています。


24日から続く断水の影響は最大で7市町、およそ19万2000世帯に上りました。

送水ルートの切り替えなどにより、25日には多くの市町村で解消されましたが、現在も南城市と浦添市のおよそ4万世帯以上で断水が続いています。


一部の地域で断水が続く南城市では、25日夜、応急給水が実施されました。

▼南城市民「風呂も入ってないし、かゆくて。みんな(断水が)回復しているけどこっちだけは遠いのかね」
「夜8時になったら12時間になるので、何十年と経験したことがないのでちょっと不安ではあります」

南城市では断水が解消された地域で使用が増えたなどで全面復旧に時間を要しているということで、県はすべての地域で復旧するまでの間、節水に協力してほしいと呼びかけています。