【勝利で“政権交代”狙う 立憲民主党】

「物価高からあなたを守り抜く。立憲民主党代表の野田佳彦です」(立憲民主党・野田佳彦代表)

選挙戦最後の日曜日・ラストサンデーに大阪入りした立憲民主党の野田佳彦代表。

「聴衆を見てみますと、現役世代男性の姿が目立ちます」(前田アナ)

実際に話を聞いてみると…

「現地で聞くと実際にこの人には応援している人がこれだけいるんだなと見てわかるし、熱意とか勢いを感じられるのがいいところかなと思っています」

演説を行う選挙カーにはほかの政党にはない特徴が…

「選挙カーを見てみますと、視覚的に立憲民主党の物価高対策が描かれた垂れ幕がさがっています。イラストを交え非常にカラフルで見やすいです」(前田アナ)

「日本が豊かになっても、家計が豊かにならなかったら何の意味もないんじゃないですか皆さん。物価高からあなたを守り抜くなかの一丁目一番地の政策が食料品、消費税0(%)なんです」(立憲民主党・野田佳彦代表)

背後のパネルにシールを貼り付けながら演説。最優先する「物価高対策」では、来年4月から最長で2年間、食料品にかかる税率をゼロにすることなどを公約に掲げています。そして…

「キャッシュバックが立憲民主党。キックバックが自民党。全然違いますよね」(立憲民主党・野田佳彦代表)

自民党との対決姿勢を全面に押し出していました。

「私は本気で政権を取りに行く覚悟であります」(立憲民主党・野田佳彦代表 ※去年9月)

去年「政権交代」を掲げて党の代表に就任した野田代表。その道筋について「ホップ・ステップ・ジャンプ」に例えています。

「ホップ」と位置づけた去年の衆院選で、50議席増やす躍進をとげ、与党を少数に追い込みました。「ステップ」となる参院選でも参議院の与党過半数割れを狙います。

ただ、最新のJNNの世論調査で立憲の支持率は6.3%、自民党が逆風にもかかわらず、その受け皿にはなりきれていません。

野党第一党としての山場を迎え、野田代表は…

Q演説の見せ方について意識している?
「物価高からあなたを守り抜くというのは一番軸となる政策ですので、あらゆる形でわかりやすくお伝えできるように工夫をしていきたいと思います」(立憲民主党・野田佳彦代表)
Q演説で「皆さん」ではなく「あなた」と呼びかけていたのは?
「われわれは1人1人『あなた』と、そういう声を拾って国政に届ける役割を果たしたい」(立憲民主党・野田佳彦代表)

政権交代への前哨戦でジャンプできるのでしょうか。