1978年に宮城県沖地震が起きたことを受け、県は毎年6月12日を「みやぎ県民防災の日」と定め、災害への備えを呼びかけています。災害が発生しライフラインがストップしたとき生活を支えるのが非常食などの「備蓄品」です。自宅で避難生活を送る場合、何日分の食料をどのくらいの分量、確保しておけば良いのでしょうか。

1978年6月12日 宮城県沖地震

災害時は、停電や断水、道路の寸断などにより数日間ライフラインがストップする恐れがあります。このため、国は非常食や飲料水の備蓄について「最低3日間」必要と呼びかけています。さらに大規模災害に対しては「1週間程度」の備蓄が必要だと説明しています。2011年3月11日の東日本大震災を経験した仙台市も「7日間を目安」に備蓄品を用意するよう地域防災計画に定めているといいます。

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これらのことから自宅で避難生活をする際には「1週間程度」の備蓄があれば安心できると言えそうです。では、いったい「1週間程度の備蓄品」とは、何をどのぐらいの量、用意すれば良いのでしょうか。詳しく見ていきます。