▼MBS大八木解説委員に聞く「なぜ神戸市で第一声?」
各党の代表が第一声を上げた場所に注目していきましょう。
自民 石破総裁 神戸・中央区
公明 斉藤代表 神戸・西区
立憲 野田代表 宮崎・国富町
維新 吉村代表 大阪・難波
共産 田村委員長 東京・池袋駅前
国民 玉木代表 東京・新橋駅前
れいわ 山本代表 東京・新宿駅前
参政 神谷代表 東京・中央区
社民 福島党首 東京・新宿駅前
保守 百田代表 東京・新橋駅前
東京をはじめとする都市部でスタートした政党トップが多い中、立憲の野田代表はなぜ宮崎県だったのでしょうか。大八木解説委員は「野田代表の背景に水田が広がっています。今回はコメ問題も争点ですし、宮崎県を選んだのは、『米を買ったことがない』と発言した前の農水大臣の地元を意識したのもあるかもしれませんし、ここが与野党激戦となっていてチャンスあり、とみて選んだのかもしれません」としました。
一方、自公の代表は、どちらもなぜ神戸で第一声を上げたのでしょうか。
「石破総理はきょう、万博のジャパンデーのため、大阪で出席があるというところもありますが、これまで自民党は東日本大震災の被災地・福島で第一声を上げることが多かったです。今回は阪神・淡路大震災30年の追悼のつどいが開かれた東遊園地が舞台となりました。かつ自公にとって、兵庫選挙区は激戦というか、落とせない選挙区になっていて、石破さんは午後には公明候補の応援も行う予定だということです。」
議席数3の兵庫選挙区には、これまでのところ過去最多の13人が立候補しています。
「過去3回は、自民・公明・維新の組合せで決まっていましたが、今回は野党各党や諸派、無所属も入って激戦となりそうです。またこの選挙区においては、兵庫県政の文書めぐる問題や、その評価が争点の一つになるかもしれません。」(大八木解説委員)