逆走を想定し、警察・国交省が連携

今回の訓練は、福井県の中部縦貫自動車道で、およそ27キロにわたって一般車両を通行止めにして実施。逆走する黒い軽乗用車がいるとの想定で、福井県警と道路を管理する国土交通省の職員およそ70人が対応を確認しました。

警察「荒島インター付近において、逆走事案の目撃情報がありました」

道路管理センター「逆走車の捜索を行い、荒島インター上り線を走行する一般車両をおろす措置をとります」

警察が110番通報を受け、大阪にある道路管理センターに連絡。国交省の車は反対車線を並走し、逆走者に停止を呼びかけます。

逆走車が向かう先では、発炎筒を焚いたりコーンを設置したりして、危険を知らせながら逆走車を待ち構えます。同時に、道路上にいる一般車両も出口へと誘導する措置が取られました。