排気ガスを出さず、環境にやさしいEV=電気自動車の普及が進む中、北陸で初めてのEVのゴミ収集車が石川県内で導入されることになりました。
18日披露された、電気で走るEVゴミ収集車は、石川県内の白山市・野々市市・金沢市のゴミの収集事業を行う「トスマク・アイ」によって北陸で初めて導入されます。

従来のゴミ収集車は早朝の作業などで独特のエンジン音が気になりましたが、新しく導入されたゴミ収集車はEVならではの静かさです。電気で動くので、CO2排出はゼロ、環境にやさしい車両です。
EV自動車が普及する一方で、なかなか導入が進まなかったEVのゴミ収集車。それにはこんな理由がありました。
「トスマク・アイ」収集運搬部伊藤勉担当課長は「(バッテリーの)容量が小さくて、走行距離が短い。バッテリーの開発がまだ進んでいなかった状態」と話し、ゴミを圧縮する回転盤の駆動に多くの電力を消費するため、従来のバッテリーでは容量不足だったことを理由にあげました。

しかし、今までの車体と同じ大きさに適した新型バッテリーの導入により、同様の業務が可能となりました。
それでもEVゴミ収集車の導入は18日現在、まだ1台にとどまっています。















