2025年5月、石川県金沢市の山側環状を逆走した車を避けようとして、軽乗用車がガードレールに衝突、運転していた女子大学生が大けがをした事故で、ひき逃げなどの疑いで逮捕された78歳の男性について、検察が不起訴としたことがわかりました。
2025年5月10日の夜、石川県金沢市鈴見台の山側環状で、20代の女子大学生が軽乗用車で津幡方面に向かっていたところ、逆走してきた軽乗用車を避けようとして急ハンドルを切り、道路わきのガードレールに衝突し、女子大学生は背骨や胸の骨を折る大けがをしました。
逆走車を運転していた金沢市の78歳の無職の男性がその場から走りさったとして、ひき逃げなどの疑いで逮捕されましたが、その後、釈放されていました。
金沢地方検察庁は在宅で捜査を続けていましたが、12月9日付けで男性を不起訴としたことが分かりました。
金沢地方検察庁の小林修次席検事は「諸般の事由を考慮し慎重に検討した結果」と説明しています。














