「あと何年やっていけるか」訪問介護に危機 介護報酬の引き下げで採算性悪化...事業所の倒産件数は過去最多「支え手がいなくなれば暮らしができなくなる」現場の切実な訴え

飲食や排せつの介助といった身体介護や、掃除・洗濯・料理などの生活援助を行う訪問介護。そんな訪問介護事業の2024年の倒産件数が過去最多となり、危機に陥っています。今現場では何が起こっているのか、取材しました。 ホームヘルパーの長岡ち江子さん(65)。大阪府高槻市の訪問介護事業所『ヘルパーステーションゆうゆう』から週に1回、この家を訪れ、部屋を片付けたあと、利用者の飲み薬を準備して、脚に軟膏を塗り…