8月23日の新月の前後は大潮の時期にあたり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなります。気象庁は富山県、石川県、福井県の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるとして注意を呼びかけています。
夏から秋にかけては海水温が高い等の影響で、平常時の潮位が年間でも高い時期となります。さらに、8月23日の新月の前後は大潮の時期にあたるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなります。
また、令和6年能登半島地震の影響により、石川県の沿岸の一部では浸水や冠水の起きやすくなっている所があります。
このため、富山県、石川県、福井県の沿岸の一部では、8月18日から8月25日にかけて、満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがありますので注意してください。
また、この期間中に台風や低気圧が接近・通過した場合や、海面が短時間に昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合には、さらに潮位が上昇する可能性があります。
