自然と台本の人物に近づいていきます

脚本が完成した去年7月からおよそ1年間稽古を重ねてきた生徒たち。表現力に磨きをかけるため、それぞれの細かい設定や感情を擦り合わせていきます。

(演劇部2年 永野玄登さん)
「ちゃんとしなきゃ、という自分へのプレッシャーとともに、教室へ入場」

役の気持ちをつくった状態で、練習に臨みます。

(演劇部2年 佐藤礼菜部長)
「例えば、怒ってるときは自分はどういう行動をとるかなと思って、この舞台のときの『れな(役名)』は怒ったらどんなふうになるのかなというのを考えながらやっていたら、自然と台本の人物に近づいていきます」

また、少しでも役に近づくため、日頃から意識していることは。

(演劇部2年 伊東夏望さん)
「クラスの人とか、身の回りにいる自分の役に似ている人を見つけて、こういう仕草しているなとか、こういう発言しているなとか、こういう表情しているなというのを、観察してみたりしてやっている」

本番が1週間後に迫ったこの日。
舞台に上がる2年生4人の稽古にさらに熱が入ります。