1歳の男の子を踏みつけるなどしたとして、広島県に住む里親の夫婦が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、広島県府中市に住む無職の工藤寿悦容疑者と妻の愛容疑者です。

警察によると、寿悦容疑者は先月12日、自宅で1歳の男の子の顔を足蹴りして踏みつけたほか、床に叩きつけるなどした疑いがもたれています。また、愛容疑者も前の日に、タオルで男の子の頭を数回叩いたり、下半身を踏みつけたりした疑いがもたれています。

警察の調べに、2人はいずれも「間違いありません」と容疑を認めているということです。

広島県によりますと、夫婦は去年、里親の認定を申請し、研修を受けたうえで「適格」と判断されていました。男の子とは今年4月から交流が始まり、5月末から一緒に暮らしていました。

男の子の顔にはあざが確認されていますが、命に別状はないということです。