小学校の体育館に「回転寿司」レーンが現れた!
(坂井亮太キャスター)
「小学生の体育館に登場したのは、くら寿司の回転ずしレーン。児童たちは寿司の模型を使ってSDGsについて学びます」

回転寿司レーンで学ぶのは「食品ロスの削減」です。
店の人気ランキングをもとに、お客さん役が注文しそうなネタを提供側が予想。どのチームが廃棄の数を少なくできるかを競いました。

企業努力では限界が...未来ある子どもたちに考えてもらいたい
(朝日塾小学校6年生)
「好き嫌いをなくしたり、SDGsについて勉強して気を付けてみるなどをしたいと思いました」
「低利用魚が世界にたくさんいて、世界に存在する魚の30分の1しか食べられていないことにびっくりしました。驚いたので、僕もできるだけフードロスは無くしていきたいと思いました」

農水省の調査では、昨年の漁業・養殖業の生産量がピーク時の約3割にまで落ち込むなど厳しさを増す中、将来を担う子どもたちに課題について知ってもらうのが狙いです。

(くら寿司 広報部 馬本眞玖さん)
「企業努力だけでは、水産業の問題を解決することは難しいです。なので未来を担っていく子ども達がSDGsを自分事として捉えて、『自分なら何ができるのか』『今後、どうしていくべきなのか』をしっかり考えてもらえるきっかけになればと思います」

くら寿司では今後も、商品開発や教育活動を通し、限られた水産資源を守っていく大切さを発信していきたいとしています。
