岡山県倉敷市で、海水の流入を防ぐための水門=防潮水門が破損し、農作物への被害が出ていた問題で、水門を管理する岡山県が、被害を受けた農家へ損害賠償をする方針であることがわかりました。

この問題は、今年8月、倉敷市玉島阿賀崎の里見川の河口に設置されている防潮水門・昭和水門で、開閉部のゴムが損傷して海水が流入していたことが発覚、周辺で農作物への被害が出ていたものです。

岡山県は、稲やレンコンなどを育てる13戸の農地、3.7ヘクタールへの被害を確認し、この原因は、海水の流入による塩害だとして損害賠償を行う方針であることがわかりました。

また、県は、2027年6月までに水門の扉を取り替える工事の完了を目指すとしています。














