“民族の言葉”が消滅しかかっていた台湾。「言葉が消えるということは、民族が消滅すること」。“民族の言葉や文化”を未来へつなぐため児童が言葉に触れ、狩猟や魚とりを体験する。多文化教育の最前線を切り開く台湾の小学校を取材しました。
生徒がたった1人でも…台湾で導入の“母語教育”
先生
「文の最初と最後の音を正確に読んでみましょう」

台北市内にある小学校で行われているのは、少数民族タロコ族の言葉「タロコ語」の授業です。
タロコ族の生徒
「以前は話せなかったけど、今は話せるようになりました。(自分の)文化を理解したいです」

台湾では1994年以降、段階的に“母語教育”が導入され、今では小学校~高校まで週1回、民族の言葉である“母語”を学ぶことが義務付けられています。
タロコ語の授業を受ける生徒はたった1人。しかし、どんなに対象生徒が少なくても、学校は生徒が希望する言語の先生を探し、教育を受けさせる義務があります。

















