ほとんど戦争の話をしなかった父の苦労を、手記で知る
(大石アンカーマン)
「父親が苦労してたんだなって、一番知る場面ってどのあたりでしたか」
(長女 髙間久美子さん)
「やっぱり食べるものがほんとに限られたもの、何もなくて命をつないでいるだけの食事」


【手記より】
「夕食用にキャベツの外葉800グラムの配給だった。栄養失調になり生きることが限界となる危険な状態だった」

(長女 髙間久美子さん)
「こんなひどい苦労をして大変な思いをして、九死に一生を得たということも分からないくらい穏やかな人だった」

家族にはほとんど戦争の話をしなかった髙間さん。本でその実情を初めて知りました。

(次女 野原治子さん)
「父の体験を身をもってではなく、今も何分の1も分からないと思うんですが、今回の手記を読むことによって、父は抑留生活が元になって次の生き方をしたということを改めて感じました」

(三女 寺井昌子さん)
「自分の子どもの代、孫の代、その後も若い世代の人には、戦争の苦しさ、今どれだけ幸せかを感じ取ってもらえれば」

