無実であるのに、犯罪者として扱われる「えん罪」。このえん罪の被害者となった女性が今年1月、岡山市内の高校で特別授業を行いました。

殺人罪に問われて25年もの間、裁判で闘い続けたこの女性。授業を通じて若者たちに何を伝えようとしたのか取材しました。

(※RSK山陽放送が、今年2025年1月~12月10日まで配信した14,652本の記事のうち、12番目に読まれた記事を再掲しています)

【後編】「社会では普通には生きられない。死ぬまでこのさだめを背負って、冤罪者は生きる」

「警察の留置場で、最初に何をされると思いますか?」

【画像①】

(山田悦子さん)
「逮捕されると警察の留置場に連れて行かれますよね。最初に何されるか、どんなことされると思います?」

(高校生)
「警察に向き合って…質問される?」

(山田悦子さん)
「違うの、まず身体検査。真っ裸にされるわけ。肛門の穴まで。私は肛門の穴は調べられませんでしたけどね。すっぽんぽんになるわけです」

【画像②】