地元の歴史資料館では髙間さんが寄贈した防寒着や軍靴を展示
【揖斐川歴史民俗資料館 2023年8月】

この本の出版を後押ししたのが、地元の歴史資料館の館長、小谷さん。
毎年8月、髙間さんが寄贈したシベリア抑留時代の防寒着や軍靴を展示しています。



(揖斐川歴史民俗資料館 小谷和彦 館長)
「戦争終わって78年。戦争について語れる方が本当に減っているので、こうしたものを見て語り継いでいくことが大事だと感じている」


(大石アンカーマン)
「いずれ戦争を知っている方はいなくなりますもんね」
(小谷和彦館長)
「この本が本当に貴重な歴史の証人。今後それを見ていただいて、皆さんに語り継いでいってほしいというのが心からの願い」


【本の言葉】
「戦争の馬鹿らしさ、捕虜のつらさを誰が知る。ただその悲しい事実の目撃者であり、体験者である」

(長女 髙間久美子さん)
「本を出すのが(娘としての)最後の仕事、それが実現できて良かったなと。この本をひとりでも多くの人に読んでいただき、平和は大切だ、戦争は嫌だということを、ひとりでも多くの人に伝えたい」


2023年10月5日放送 CBCテレビ「チャント!」より