【東京大会】早稲田実業が東京との接戦を制して2大会ぶりの復活

 そのほかの、11月8日(土)、9日(日)に行われた各都道県大会決勝の結果は以下のとおり。

 東京第2地区では、早稲田実業が東京との接戦を制して、2大会ぶり9回目の全国大会出場を決めました。前回大会は、決勝で国学院久我山に敗れて聖地への切符を逃した早稲田実業。雪辱に燃える選手たちが、試合開始から力を発揮します。

 開始2分に早実らしい相手の守備のほころびつく狙いどおりの攻撃で先制トライを奪うと、さらに2つのトライを加えて17対0とリードします。

 しかし東京も反撃。前半のうちに1トライを返すと、再び27対10とされた後半15分過ぎから伝統校の底力を発揮して気迫の連続トライ。27対22とワンチャンスで逆転可能な5点差まで詰め寄ります。

 攻める東京としのぐ早実。手に汗握る攻防が続きますが、最後は、早実の勝利への執念が勝りました。

 キャプテンのFB・河村和樹選手がすさまじいスピードでプレッシャーをかけて東京のミスを誘い、ついにノーサイド。27対22で逃げ切った早稲田実業、大熱戦を制して2大会ぶりの花園です。