自民党では、22日午前10時に候補者の推薦届の受付が始まり、5陣営が届け出を行いました。続く演説会では、5人がそれぞれの主張をぶつけました。

「頑張れば報われるという実感を、現役世代が思えるような日本を作ります。物価や電気代の伸びに所得が追いつかない。そうした現実が目の前にあります。控除のあり方や税率構造を見直すことで、高所得者の方には一定のご負担をいただきつつも、中間層や現役世代をしっかりと後押ししていく。」(小林鷹之 元経済安保大臣)

「私の全てをこの国にささげたい。私が目指すのは、政権の安定です。高度な交渉力によって、基本政策、外交安全保障、エネルギー、そして憲法。政策が一致する政党と連立の枠組みを広げ、政権基盤を固めていきたい。」(茂木敏充 前幹事長)

「(政権の)中枢にいた者の責任を感じながらも、逆にこの経験を生かして、継承の中に変化、革新を求める。『林プラン』を記者会見で発表させていただきました。実質賃金を1%ずつ上昇させていく。これを定着させる。」(林芳正 官房長官)

「高市早苗、奈良の女です。古来の伝統を守るために体を張ります。外国から働き手の方々に補ってもらわなければいけないところがある。これも確かな話です。その通りなんです。だとしても、こういうことはゆっくり進めていかなあきません。」(高市早苗 前経済安保大臣)

「自民党を立て直すこと。そしてみんなで立て直すことだと思います。まず、与野党で合意のあるガソリン暫定税率の廃止に取り組みます。基礎控除等を調整する仕組みの導入や、公的支出や公定価格の是正、あらゆる選択肢を排除せず、政党間の協議を真摯に進めてまいります。」(小泉進次郎 農水大臣)