沖縄でアナウンサー、ラジオパーソナリティーとして活躍する狩俣倫太郎さんは、2023年の夏、脳梗塞による失語症を発症した。アナウンサーという職業にありながら言葉を発せられない症状に陥った彼が、どのようにして言葉を取り戻し、再びマイクの前に立つまでに至ったのか。その壮絶なリハビリの日々と、支えた人々の物語を追った。

言語聴覚士の松田真梨子さんと狩俣倫太郎アナウンサー(右)